つばめ


アッという間に春になりました。桜も咲き、つばめもやってきましたね。

毎年、春になれば咲く桜。やってくるつばめ。

日本にやってくるつばめは5種類ほどで、東南アジアから春になると2000キロから5000キロを長い翼と尾羽を使い、時速40キロから60キロで飛んでくるらしいです。

子供のころ、毎年土間の大きな梁につばめが巣を作り子育てをしていました。つばめが来ると祖母は「今年もよく来たな」といって夕方親つばめが戻ってくるまで戸を開けて待っていました。つばめのたまごや雛が天敵に襲われないように、大きな梁や柱に杉の木の枝(青大将は柱が登れる)をくくりつけ大切につばめの巣立ちを見守っていました。

つばめを見ると、子供のころの梅雨の時期、広くジーンとした冷たい土間。おばあさんと家の前の畑でとれたたくさんのインゲン豆。ジージーとなく雛。そんな記憶がよみがえり、感傷的になってしまうのでした。





コメント

このブログの人気の投稿

仮面に隠された真実

夏の日の不思議なお話